Kitaraのニューイヤー
2024年1月13日15:00 札幌コンサートホールKitara大ホール
指揮/原田 慶太楼
ヴォーカル/シルビア・グラブ*
管弦楽/札幌交響楽団
J.シュトラウスII:トリッチ・トラッチ・ポルカ 作品214
カンダー:ミュージカル「シカゴ」より All that Jazz*
ハーライン:映画「ピノキオ」より 星に願いを*
チャイコフスキー:バレエ音楽「眠りの森の美女」より ワルツ
メンケン:映画「美女と野獣」より 美女と野獣*
J.シュトラウスII:新ピッツィカート・ポルカ 作品449
ポルカ「雷鳴と稲妻」作品324
美しく青きドナウ 作品314
エプワース:映画「007 スカイフォール」より スカイフォール*
J.ウィリアムズ:映画「スター・ウォーズ」より メイン・タイトル
ソンドハイム:ミュージカル「イントゥ・ザ・ウッズ」より
みんなひとりじゃない*
J.シュトラウスII:喜歌劇「ジプシー男爵」より 序曲
カンダー:映画「ニューヨーク・ニューヨーク」より*
指揮の原田はKitaraのニューイヤー初登場。
シルビア・グラブはもちろんPAを使用してのヴォーカルだが、表現力豊かで実力派、聞き応え充分。
かつて開館間もない頃は、ここの大ホールは残響豊かなホールゆえ、PAを使用するとステージ上でのトークや歌がわかりにくく聞こえ、なかなか手ごわいホールだった。今回、久しぶりにスピーカーを通してのヴォーカルを聴いた
が、歌詞の内容もきちんと聞き取れ、オーケストラとのバランスも良好、なかなか聞きやすいいい状態だった。もちろんシルビア・グラブだったからこそだが、それ以上にこのホールを自在にコントロールするPAエンジニアの存在が大きいのはいうまでもない。
今回の席はLC3階席で、おそらく反響板の上にスピーカーが設置されていたのだろうか、かなりダイレクトにヴォーカルが聞こえてきたが、違和感なく、PAの存在を気にせずに聴くことができた。
指揮者もヴォーカルも前半と後半で衣装を替えての登場、お話もシンプルで楽しく、エンターティナーとしても楽しませてくれた。聴衆は、アメリカ音楽の元気の良さと、シュトラウスファミリーの柔らかい雰囲気を存分に楽しんでいるようだった。大きなくしゃみを我慢をせずに平気でする聴衆に対しても、ユーモアたっぷりに注意。
「スター・ウォーズ」だけは管楽器のピッチがかなり高く聴こえたように思え、ちょっと気になったが、それ以外はそれぞれ楽しく鑑賞できた。
アンコールにラデツキー行進曲。
原田を初めて聴いたのは、2020年11月26日NHK交響楽団サントリー公演で、その時もアメリカ系の近現代の華やかな作品中心。今回はシュトラウスなどの西欧系の作品が加わり、違うレパートリーを聴くことができたが、どちらかというと今はいい意味でのユーティリティ•プレイヤーだ。次はどっしりとした作品をどのように表現するのか、ぜひ聞いてみたくなる指揮者だ。
コンサートマスターは田島高弘。
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